どうも、酒井です。

 

 

前回は家族性良性慢性天疱瘡という診断を受けて
治療に励んでもなかなか効果は出たり出なかったりで
症状は相変わらず拡大していったことを話しましたね。

 

 

そしてついに転機というかやっと真実にたどり着きます。
はい、やっと今回で初めて自分が乾癬であることを認識します。

 

 

というわけで続きから話していこうと思います。

 

 

僕が乾癬を知るきっかけは突然だった。

 

 

普通に風邪をひいてしまいかかりつけの病院に行ったときのことです。

そこで僕は当時喘息のときにお世話になった先生に僕の症状を見せたところ
「それ、乾癬じゃない?」と言われました。

 

 

これまたラスボス感はないですけど、また難しい名前が出てきました。
そして今思えばこれが初めて乾癬という病気を認識した時でした。

 

 

この時はちょうど高校に上がる前とか上がってすぐの時期だだったかと思います。
乾癬と言われても正直何が何だかわかりません。

 

 

先生からどういう病気かやんわり聞きましたが、
やっぱり原因不明で治る気配はなさそうです。

 

 

そこでその先生は専門ではないので、
僕は大学病院にその先生のツテで紹介状をもらい、行くことになりました。

 

 

ついに大学病院に行くのかと、
あまり大学病院のことはわかっていませんでしたが
自然と気が引き締まります。

 

 

と言いますのもその大学病院の先生は
いわゆる皮膚科の中でもかなりの権威らしくかなり有名らしいそうです。
そしてもちろん名前が有名なだけじゃなく腕も素晴らしいそうです。

 

 

これは少し胸が高まります。

もちろんほとんど希望なんてものはこの時点で捨てていたのですが
日本でトップレベルの人に診察してもらうと考えると
奇跡が起こるのではないかと期待せずにはいられません。

 

 

何かネットにも転がってないような画期的な治療法があるかもしれない
と、少しはひょんな期待を思い描いていました。

 

 

期待するだけだったらタダですからね。
夢だけは見ることにしました。

 

 

そんな中高校入ってちょっと後ぐらいですかね。
大学病院に行くことになりました。
すごい立派な建物で圧倒されたことを今でも覚えています。

 

 

中に入っても人は多いし綺麗だし
何か待合室もハイテクな機器がそろっていてすごいとこに来たなーという感じでした。
そんな感じでキョロキョロ周りを見渡しながら待っていると
ついに僕の順番が来ました。

 

 

あードキドキする。
相手は権威なわけですから。
その人が治らないと言ったら僕の人生はゲームオーバーなわけです。

 

 

悲しいことに治らないんです。

もうとにかく不安でいっぱいでしたよ。
いざとなると期待なんか吹っ飛んじゃいました。

 

 

で、早速診察室に入ります。

そこにはかなり健康的なおじいちゃんがいました。
直感で言えばかなり信頼できそうです。

 

 

あーなんとなくだけど、この人は本物っぽいなって感じです。

たまに名誉だけはあるけど中身ないクソみたいな医者もいますが、
そういう人ではありませんでした。

 

 

凄くフランクで話しやすくて乾癬という病気にもかなり精通してました。

でも僕の症状を見せたところ少しだけですが一瞬先生の顔がこわばりました。
きっと「若いのにこんなにも症状がひどいことになってるなんて。」
と、思ったんでしょうね。

 

 

僕はその時あーこの人でもダメなのかと
またいつもと同じパターンかと希望も粉々に打ち砕かれました。

 

 

それからはこれからのことについていろいろ話してましたが
あまり頭には入ってきません。

 

 

今の薬を続けて塗るしかないそうです。
どうしても今より薬を強くすると副作用で違う病気を併発する恐れもあるようです。

 

 

僕はそんなとこまで来てしまったのかと路頭に迷った気分でした。

 

 

他にも内服薬を飲むだとか日焼けサロンに行って焼いたほうがいいだとか
なんというかその場しのぎで見掛け倒しの解決策しか提示してこないのは
正直地獄でしたね。

 

 

僕はこの大学病院に最後の希望をつなぎとめていたわけで
ここがダメだったら待ってるのは絶望だけなんですよ。

 

 

そして今でも忘れられない言葉があります。
その先生に言われた言葉です。

 

 

「40歳ぐらいになったらきっと自然と治るよ。」

 

 

なんだそれ。
当時の僕はまだ15歳です。

そんな僕に40歳の自分なんて想像できるわけがない。

 

 

あと25年。
今まで自分が生きてきた期間よりもあと10年長く生きてやっと治るかもしれない。
そんなのあまりにも残酷すぎるだろ。

 

 

俺はこれからどんだけ長い間こいつらと付き合っていかなきゃいけないんだよ。

 

 

しかも症状は酷くなる。
5年経っただけでこの有様なのに
あと25年とか果たして自分は生活できてるかどうかすら怪しいじゃないか。

 

 

もう正直全くイメージがつかなすぎて恐怖という感情にすらならなかったかもしれません。
僕は考えることをやめにしました。
思考停止です。

 

 

これ以上この病気のことを考えても意味ないことが証明されました。
僕はこれ以降自分の病気について何か調べたりすることはゼロにしました。

 

 

調べたところで何も解決策は見つからず
絶望するだけじゃないですか。
時間の無駄です。だったら他のことやってた方がまだマシです。

 

 

まぁ今思えばちゃんと自分の体なんだから勉強しろよと
結構後悔してるのですが、当時の状況考えると仕方ないかなと思ってしまいます。

 

 

というわけで今回で完全にこの病気を改善するぞなんて思わなくなりました。

 

 

そしてそれはつい最近まで続いてました。

 

 

しかし何も考えずにただ無思考に薬を塗り続けて、
症状が全身に広がろうとも特に何も感じず傍観してた僕ですが、

最近はこの乾癬を改善させようと頑張っています。

 

 

具体的に何をやってるのかというと、
まずは薬を塗るのを完全に絶ちました。
脱ステロイドです。

 

 

そして今は食事療法やら薬に依存せず治療する方向へとシフトして
毎日勉強してます。

 

 

果たして何も希望がなかった僕がどうしてここまで変わったのか
次回はそこらへんを話していきたいと思います。

 

 

ではでは今回はこの辺で。

ありがとうございました。